個人的ベストアイドルソング2021
1年ぶりにこんにちは!年末来るの早すぎませんか?まだ体感9月くらいなんですけど…。ということで、今年もやります個人的ベストアイドルソング。早速10位から!
10位『ESCAPiSM』/THE ORCHESTRA TOKYO
2021年にデビュー、実績あるメンバーとレベルの高い楽曲で話題を呼んだ「オケトー」。中でもこのESCAPiSMの衝撃は凄かった。まず曲が良い。メンバーの歌唱力も高く強弱のメリハリもしっかりしていてレベルの高い曲に負けていない。あとサビの歌詞が超良い。時代背景もあるのか「後ろから応援してあげるね☆」的な曲が最近多い気がするんですが、オケトーはそれを全開で真っ直ぐに表現していて、心にダイレクトに来るものがあって良いな〜と思いました。
たとえキミが たとえキミが 立ち止まってしまったときは
そっとボクが そっとボクが 背中を押してあげるから
9位『ガールズナイト』/ukka
ukkaは今年もレベルの高い楽曲が多くリリースされましたが、こいつはマジでヤバい。印象的なピアノイントロ、王道とは言えないもののどこか耳に残るメロディライン。この楽曲をこれだけ完成度の高いものに作り上げられるのはさすがukkaだなあと改めて凄さを思い知らされた1曲でした。
やりたいことは全部やればいいじゃん もっと
人の目気にしてちゃ始まらない
8位『迷Qramb』/QUEENS
この曲調を今できるのがすごい。本人たちがやりたい音楽をやって実力をつけているような感じがしてとても良いです。フリもメンバーが考えているそうで、フリコピがかなり癖になるのも良いところ。来年はかなり躍進が期待できそうな気がします…!
之の道の辿り着く先は Make Your Love Make Your Love
愛と信じて
7位『改札口までの青春』/かすみ草とステラ
元AKBの佐藤栞がプロデューサーを務める2021年6月デビューの6人組。まだあどけなさを残す彼女たちがほぼ等身大で歌う甘い青春恋愛ソング。正直1位にしたいくらい良い曲。サビがめちゃくちゃ良い歌詞なんですが、個人的には2Aの歌詞が一番好き。久々に超正統派グループで「これだ!!!」というのが出てきたな〜と感じています。メンバー全員がかなり可愛いし、表現力もこれからの更なるレベルアップが期待できるので、個人的には今一番熱いグループだと思っています。みんなも聴いてください、本当にめちゃくちゃ良いので。ぜひ天下を取ってくれ。
君の住む街の駅には改札がひとつしかないらしい
きっとまだ知らないことがいくつでもありそう 君は予想できない
6位『SUNDAY MORNING』/Pimm's
出だしは「うーん、普通やな〜」と思っていたんですが、サビに来た瞬間に「!?!!?!??!?!???」となった。なんやこの転調からのメロディライン。意味がわからなくてそのまま5回くらいリプレイしました。アイドルってこんなこともできるんだ…すごい。ぜひ生で聴きたい。
いつからか ボクの情景の中
隙間(こどく)を埋め尽くしているんだよ
5位『水硝子』/RYUTist
君島大空が作詞・作編曲を務めた本曲。これぞ楽曲派。君島大空の曲って君島大空だからこそ成立しているなと思うことが結構あったんですが、しっかり咀嚼され、RYUTistの曲に昇華されていて素直に素晴らしいと感じました。ウ山あまねによるRemixもまた違った色味を帯びていてとても良いので、そちらもぜひ聴いてみてください…。
新しい季節を使い切ってこの世の外れで 膝を抱えたままの
あなたとぎゅっと硝子になるの
4位『305KB』/グデイ
昨年デビューの2人組。スパシやナードマグネット、シンガポールチリクラブといった数々のバンドメンバーたちから楽曲提供を受けている彼女たちが2月にリリースした1曲。この曲を手掛けたのはPOLLYANNAやプールと銃口といったバンドでドラムを務め、「meiyo」として『なにやってもうまくいかない』が大バズりしたワタナベタカシ。繊細に情景が描かれた歌詞と綺麗な曲調が素晴らしい。メンバー2人も歌がめちゃくちゃに上手くてライブもすごく楽しいので、ぜひ機会があったら見てほしい。
「ティーカップに乗り込んだら ハンドル握る手を離さないでほしいな
少しぐらい放っておいていいけど いなくなってから探さないでね」
〜番外編:来年に期待のアイドル紹介〜
ベスト3発表前に個人的に来年期待するアイドルを紹介します!今年は2組!
■89-ハチキュウ-
今年5月デビューの2人組。楽曲がめちゃくちゃいいのでとりあえず配信されているやつらを流し聴きしてみてほしい。ライブをかなり多くこなしているようなので、どれくらい音源から表現に磨きがかかっているかも気になる。ぜひ生でみたい。
■situasion
既に楽曲派オタクの中ではかなりの話題になっていますが、ここもかなり曲がいい。ボカロックみを感じさせる『1988』から、今年5月にリリースされたEPに収録されている『JAPANESE HORROR STORY』といったチャレンジングな楽曲まで守備範囲が広く、絶対「お!」となる曲があるはず。来年にはかなりの位置まで登り詰めるのではないだろうか…!
ということで、ベスト3、行くぜ!
3位『エキセントリックランデヴー』/SOL
ぼくが今年一番聴いたアイドルソングはこれらしいです。ロックバンド「MOSHIMO」のメンバーが手がけたゴリゴリロックナンバー。間奏のギターがめちゃくちゃ好き。弾けるようになりたい。そんなロックミュージックの中に「S-O-L, non stop music」や「なれる!なれる!」といったアイドルらしいフレーズが散りばめられていて、しっかりSOLの楽曲として仕上げられているのがポイント高。聴けば聴くほどクセになる神曲です。解散してしまうのが本当に惜しい…。
ありきたりな日常だけじゃつまらないね
目指した夢叶えよう 熱いStory
2位『さめないワナビー』/美味しい曖昧
めっちゃくちゃ良い曲じゃないですか?昨年「来年に期待!」枠で紹介した美味しい曖昧。今年はアルバムをリリースし、そのアルバムがアイドル楽曲大賞で高順位を獲得するなど飛躍を見せた1年になりました。そのアルバムに収録の1曲。こういう曲っていざ歌うとなるとかなり難しいと思うんですが、全く違和感ない仕上がりになっていて非常に聴き心地が良い。もう完璧。ライブでのパフォーマンスも規模感のかなり大きいグループと遜色ないもので度肝を抜かれました。来年更にBIGになってくれることを超期待してます!!!
多分普通の子にはなれないから いっそ特別になれないかなぁって
ちょっと 横目で思ったりなんかして
あーあ
1位『深海』/fishbowl
栄えある1位は、今年デビューの静岡ご当地アイドル「fishbowl」のデビュー曲。皆さんお馴染みヤマモトショウの仕業です。デビュー曲とは思えないクオリティの楽曲に、メンバーの等身大感が描かれたMVが合わさって「良い」という言葉では言い表すことができない程に素晴らしいものになっています。落ちサビの黒板に線引きながら駆け抜けるところがめちゃくちゃ好き。先日早くもアルバムをリリース、これからの活躍にも目が離せません。早くライブを生で見たすぎる。
明日ただ一瞬だけこの恋に 強い光が当たることよりも
僕は誰もまだ見ていなくても 自分のために輝くから
深い夜の底で
今年は全体的に楽曲のレベルが高く、選定にかなり時間を要しました。ここに載せきれなかったものでもぜひ聴いてほしい曲があるんですが、それはまた何か別の機会とかツイートとかで紹介できればと思います。
ということで、今年も1年ありがとうございました!来年こそはコロナ前のようにライブを楽しめると良いですね!来年もよろしくお願いします!!!