幸せになりたいならShinto!を聞け

こんにちは、明日から大学再開というのに元気に昼夜逆転中のどんぺりーです。

ところで皆さん最近幸せですか?ぼくは鳥にフンを落とされたり、在阪の推しのアイドルが卒業したり、人望がなかったり、トラウマで遊ばれたり、甲子園に行って大山悠輔が打席に立つたびにタオルを掲げて応援歌熱唱したのに全打席凡退したり、預金残高が一桁減ったりしましたが幸せです。なぜかって?俺にはShinto!がついてるからさ。

 

1、Shinto!とは?

Shinto!とはBABYTRACKS所属のアイドルグループ(以前紹介したBLACKNAZARENEの後輩に当たります)。キャッチコピーは「『和の信仰』を胸に出会う全ての人々の幸せを願うアイドル」。

2018年10月13日デビュー。巫女服を想起させる非常に良(よ)い衣装です。素晴らしい。こんな仕事がしたい。

 

2、メンバー

BLACKNAZARENEをご紹介した際にもビジュアルレベルが高すぎて吹っ飛びましたがShinto!も負けてません。初めてShinto!の現場に行ったときウッキウキで囲みチェキの鍵開けをした俺が言うんだから間違いない。あの時のメンバーの「この人だれ…」みたいな表情が忘れられません。

↑のツイートのアー写を見てもらえればお分かりだと思いますが、みんなかわいい。なんなんだこの事務所は(褒め言葉)。

 

(1)茶蔵涅槃

読み方は「さくら にる」ちゃん。愛称は「にる」「にるちゃん」「にるぽよ」(ぼくは意地でも「にるにる」と呼んでいます)。翠色担当。歌声の伸びが聞いてて気持ちいいくらい非常に良くライブ中の表情もとても豊か。そして顔面が国宝級。横顔は文化財です。

この表情ズルくない?ズルいでしょ。全部取ってあげるし欲しいもの全部おじさんが買ってあげるからね〜〜〜〜〜…失礼、取り乱しました。

この笑顔がめっちゃ好き。素直にガチ恋

 

(2)形代和呼

朱色担当「かたしろ わこ」ちゃん。つぶらな瞳・「美人!」って感じのご尊顔と、それと対照的ながらどこかあどけなさを感じさせる声がポイント。楽曲にもステージ上にもスパイスを加えてくれている存在です。

全力で拾わせていただきます。

 

(3)縁まゆり

桃色担当「えにし まゆり」ちゃん。難読ネームが続きますね。漢検の勉強がてら覚えましょう。Shinto!最年少メンバーでコミュ強。ライブ中の表情がとても明るく見てるだけで笑顔になれます。こないだテディベア型のリュック背負ってて「かわいい」を体現した存在やんけ…って口が開いてしまいました。

ツインテがこんなに自然に似合うのって才能やんな。

 

(4)御幸天々

藍色担当「ごこう てんてん」ちゃん。ギリギリ読める。身長145cmと小柄ながらステージ上ではダイナミックでどこか目を引く存在。歌がめちゃくちゃ上手い。楽曲については後述しますが彼女がサビを歌う「びゅーてぃふりんぐ」は必聴。声の使い方がまーーーじで上手すぎる。

低身長を感じさせない美形ですね。こういうのもっとちょうだい。

 

3、楽曲

ぼくがBABYTRACKSを信頼する理由、ビジュアルレベルの高さとか運営に対する信頼度にあるのはもちろんなんですけど、それと同じくらい「楽曲のレベルの高さ」にもあります。Shinto!も例に漏れません。全部紹介したいんですけど、ここまで書くのに一時間半くらいかかってて全部やってたら夜が明けてそうなのでいくつかぼくの好きな曲をご紹介。

(1)Shinto!

Shinto!のテーマ曲みたいなやつですね(ほんまか?)。「和」をイメージさせるようなエフェクトから始まり、どんな雅な宴が始まるんだと思えばポップ調に一転。Aメロは落ち着いた感じと思えばBメロでテンションを上げてバチバチに明るいサビ!完璧!Bメロにここまでワクワク感を持たせられるのが神がかってるし、「デビュー曲」というコンテクストを合わせると本当に胸が踊りすぎて気胸になりそうですね!

ライブでは至る所にMixが入ります。ミョーホントゥスケ広場、アイヌ日可変、パンMix等々…、本当に楽しい(語彙力)。

 

(2)さんかっけーふぁんふぁーれ

これぞShinto!という曲。最初に紹介した通りShinto!のキャッチコピーは「出会う全ての人々の幸せを願うアイドル」でした。この曲は辛いこととか不安なことに共感してくれた上で「それでも良いじゃん!」って受け入れて「なんだってできるよ!」って背中を押してくれる応援歌で、キャッチコピーにすごく沿った、Shinto!を体現したような楽曲になっています。しかもライブでこれをやるときのメンバーの表情がめちゃくちゃ明るくて最高なんですよね。余談ですが楽曲提供をされている佐々木喫茶さんはこの曲を作られたときご自身もしんどいことがあった最中だったらしく、作った人にまで元気を与えちゃうようなすごい曲なのかもしれない…と思った記憶があります。

振り付けも簡単なのでみんなでやりましょう。

 

(3)びゅーてぃふりんぐ

*歌詞は(2)添付ツイートを参照

ここまでとは少し雰囲気の違う曲。とりあえず歌詞が綺麗ですね。美しいです。メンバー各々の声だったり、ライブだったら振る舞いとかもしっかり聞く・見ることのできる、Shinto!の表現力を存分に感じられる楽曲です。一番のサビの流れ(全部良いんだけど特ににる→てんのところ)が完全に才能の塊。落ちサビも完璧。しっとりとしすぎず、キャッチコピーから逸脱することもなく作り上げられた素晴らしい一曲。一番好き。

 

(4)祝パ!

新曲です。テンション高めの明るく弾けた曲になっています。和のテイストを残しつつしっかりポップをやる、すごいなあ…。ライブもめちゃくちゃ楽しいです、一緒にライブハウスでダッシュしましょう。

なおShinto!の楽曲は全て各種配信サイトにて配信されています。少しでも興味ある方はぜひ!興味なくても聞かなわからんこともあるんやから聞いてみ?

 

4、最後に

Shinto!が魅力溢れるグループだということが少しでも伝わっていれば幸いです。そして、「なんかちょっと気になるな」「見てみたいかも…」とお思いのそこのあなた!思ってへんそこのお前もついでに聞いといて。Shinto!ちゃんはまもなくデビュー1周年を迎えます。これを記念して10月10日(木)に渋谷マウントレーニアホールにて1周年ワンマンライブが行われます。

普段あんまりアイドルのライブ行かんのよな〜とか、行くタイミング無い…って方も参戦する絶好の機会やと思います。絶対楽しいと思うで。(なんか関係者みたいな文章になったけど普通のオタクです。)

というわけで次回、「どんぺりー、渋谷で幸せな顔をして死す」デュエルスタンバイ!

「逮捕」の意味

こんにちは、最近noteも始めて使い分け方に悩んでるどんぺりちゃんです。

 

本日のテーマは「逮捕」。逮捕の意味を聞かれて正しく答えられる方って多分全然いないんじゃないですかね。ということで今一度「逮捕」が何なのかしっかり見ていきましょう。

 

※なお結構専門的な話もあります。めんどくさい人は(のところだけ読んでください。

 

1、刑事捜査の原則

逮捕は「捜査」の過程に含まれるもので(実際、刑事訴訟法において通常逮捕の要件を規定した199条や現行犯逮捕を規定した213条は、刑事訴訟法第二編第一章 捜査に含まれています。)、捜査には大きく「強制捜査」と「任意捜査」があります。前者は「強制処分」(物理的・観念的強制を負わせる処分)を用いて行われる捜査のことを言い、これに含まれないものが後者になります。「逮捕」はこのうち強制捜査に分類されます。

捜査法の原則として、「任意捜査の原則」というものがあり、捜査はなるべく任意捜査で行われなければならないとされています。他方、強制処分はそれを受ける人(この時点では「有罪」が確定していません。冤罪の可能性を否定できない以上、「犯罪者」として扱うことは許されません。)に対し多くの負担を強いることになるため、これを行うには、刑事訴訟法等に規定がある場合でなければできないとされています(強制処分法定主義)。

)つまり、「任意での捜査が基本であり、それが難しい場合に逮捕(をはじめとする強制捜査)が可能になる」というのが刑事捜査・刑事訴訟法の原則というわけです。

 

2、逮捕の性質

逮捕の意味の話をする前に、まず「犯罪」と「刑罰」についての簡単な概念の話をしておきます。犯罪とは少し専門的な言葉を使って言い換えると「法益侵害」、簡単に言えば「法律で保護されるべき利益(生命、身体、自由、名誉、財産)の侵害」であり、これに対し刑罰を科すというのが刑事法のメカニズムです。ここで注意すべきなのが、「刑罰」も「法益侵害」であることです。死刑は生命の侵害、懲役や禁錮は行動の自由の侵害、罰金も財産の侵害です。何が言いたいかというと、刑罰も「人権侵害行為」であり、その発動は慎重にされなければならないということです。

それが逮捕とどう関係あるんだって話ですが、逮捕は被疑者(≠犯人・犯罪者)の身体を拘束する「行動の自由の侵害行為」であるということ。しかも罪が確定していない人に対してされるものであるという点に注目してください。

)本当に罪を犯したか確かではない人や罪が確定していない人に、(懲役等と同レベルの処分ではないとはいえ)そこまでの権利の制約を科すことは妥当ではないでしょう。刑事訴訟法はこの重大な権利制約が生じる点に着目し、逮捕をすることができる条件(法学では「要件」と言います)を慎重に定めています。

 

3、令状主義および逮捕の目的

憲法33条は現行犯を除き、令状なしに逮捕できない旨を定めています。これは上記のように逮捕が重大な権利制約を伴うものであることから、慎重に手続を進めるべきだとする趣旨と理解できるでしょう。そして憲法33条を受けて、刑事訴訟法は令状についてもう少し詳しい規定をおいています。

まず令状を発布できる主体ですが、「逮捕する側」が令状を出しているようでは慎重な手続もクソもないので、中立公正な立場である裁判官が発布します(一応憲法33条にも「権限を有する司法官憲が発し」と規定はされています)。ただ、請求された逮捕状を何でもかんでも許可(=発布)してたら中立公正もクソもないので、裁判官は逮捕の要件を審査します。

逮捕の要件については先ほども少し言及した刑事訴訟法199条に規定されています。本条はまず第1項で「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由がある」ときに逮捕を認めており、言い換えると、被疑者がある犯罪を犯したことが、合理的に疑い得る場合に逮捕が可能であるとしています。しかし、第2項で「明らかに逮捕の必要がないと認めるときは、この限りでない」と規定しており、これを受けて刑事訴訟規則143条の3は「明らかに逮捕の必要がない場合」について、「被疑者が逃亡する虞(おそれ)がなく、かつ、罪証を隠滅する虞がない等明らかに逮捕の必要がないと認めるときは、逮捕状の請求を却下しなければならない。」としています。

)以上を簡潔にまとめると、「逮捕に相当する理由があっても、被疑者が逃亡や罪証隠滅をするおそれがなければ逮捕してはならない」ということになります。逆に言えば逮捕の目的は「被疑者の逃亡や罪証隠滅を防止する」点にあり、これらの行為が行われる可能性が明らかに「ない」と言える場合は逮捕ではなく「任意捜査」をしなければならないということになります。

 

4、補論:例外(現行犯逮捕)

最後に「現行犯逮捕」について簡単に触れて終わりたいと思います。

令状主義について定める憲法33条は「現行犯として逮捕される場合を除いて」と規定しており、これを受けて刑事訴訟法212条・213条は「現に罪を行い、又は現に罪を行い終つた者」(現行犯人)は、「何人でも、逮捕状なくして逮捕することができる」と規定しています。これは逮捕される者の犯人性が明白に認められること(→被逮捕者の犯行の現認が必要)、かつ、逮捕することが緊急に必要であること(→犯行と逮捕との時間的接着性)から認められています。しかし、通常逮捕と同様、明らかに逮捕の必要がない場合の現行犯逮捕は許されないとした裁判例があり、現行犯であっても権利制約の重大さに着目した判断がなされるようです。

(より細かい説明は専門書等に委ねます。)

 

5、最後に

ということで、日頃当然のように耳にする「逮捕」という言葉も、深堀りしてみるとかなり難しい問題ということがお分かりいただけると思います。「なんで○人も殺しといて逮捕されないんだ!」とかギャーギャー言う気持ちもわかりますが、今一度「当たり前」と思っている制度の趣旨・内容を振り返ってみる・知ってみるのも大切なんじゃないでしょうか。

では。

 

*参考にした文献として、宇藤=松田=堀江『刑事訴訟法〔第2版〕』(有斐閣、2018年)

いわゆる「スクショ違法化」とは

こんにちは、推しの野球選手は大山悠輔、望月惇志、才木浩人のどんぺりーです。阪神絶対優勝しような。

さて、本日は先日大きな話題を呼んだ違法ダウンロード対象範囲拡大(ネットでは「スクショ違法化」として話題になっていました。)について、どのような内容なのかをごくごく簡単にご紹介していきたいと思います。簡単に、なので一部厳密性を欠く記述もあるかもしれません。ご了承ください。

 

1、そもそも現行法はどうなってんの?

著作権法は「著作物」を作った「著作者」に、その著作物をコントロールできる権利である「著作権」を与えることを定めた法律で、著作権者は他者が勝手に著作物をコピーしたり、改変したりする行為に対し差止請求や損害賠償請求を行うことができます。しかし、なんでもかんでも著作権を行使できるわけではなく、一定の要件の下では著作権が制限(=行使できない)されます。その代表的なものが30条1項の「私的使用のための複製」です。

 

第三十条 著作権の目的となつている著作物…は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

 

これは個人的又は家庭内という閉鎖的な領域における複製(=著作権を侵害する行為)は著作権者への経済的打撃が少なく、侵害が軽微であることから「個人的に使う目的で複製(コピー、ダウンロード)するのはOK」と認めたものです。

しかし、技術の発達により私的使用目的の複製であっても、著作権者に与える経済的打撃・侵害の程度が「軽微」とは言えない態様のものが出てきました。その一つが「違法にアップロードされた映画や音楽をダウンロードする行為」です。このダウンロード行為が「私的使用のための複製」と認められてしまうと、映画や音楽を作った著作権者は自らの著作物から利益を得られず、著作権法が第1条で法目的として掲げる「文化の発展」が実現されなくなります。そこで平成21年改正で、違法にアップロードされた「デジタル方式の録音・録画」について「その事実を知っている場合」に、その著作物をダウンロードする行為には30条を適用しない(=差止請求や損害賠償請求の対象とする)こととし、さらに平成24年改正では、被害の深刻化を踏まえこれに刑事罰を設けました。

長々と話しましたが、現行著作権法では、違法にアップロードされた「デジタル方式の録音・録画」について「その事実を知っている場合」に、その著作物をダウンロードする行為は、刑事罰著作権法119条3項。懲役2年以下、罰金200万円以下、またはこれを併科。)の対象になるのです。映画を見に行った際に「映画泥棒」のCMが流れますが、そのCMの最後の方に「違法にアップロードされた映画を違法と知ってダウンロードする行為も犯罪です」と流れますよね。あれがこれです。

 

2、なんで拡大するの?

ではなぜ今回「スクショ違法化」、つまり静止画等々も違法にしようとしているのでしょうか。

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の資料によると、「海賊版による被害が顕著であった音楽・映像の分野に加え、漫画等に関して、巨大海賊版サイトに多くのインターネットユーザーのアクセスが集中し、順調に拡大しつつあった電子コミック市場の売上げが激減するなど、権利者の利益が著しく損なわれる事態となって」おり、こうした状況への対策が求められたことが検討の経緯として述べられています。

現行法では119条3項の範囲が「デジタル方式の録音・録画」、つまり音楽や映画、アニメ、ゲームなどに限られており、漫画や雑誌、絵画、写真、プログラム等にはこの規定が適用されません。しかし、現状は上述の通り、この規定が適用されない著作物についても被害が深刻化しており、看過できない状態になっています。そこで、この「デジタル方式の録音・録画」という限定を外し、対象範囲を拡大すべきではないかという議論が始まったわけです。

 

補論、スクショの法的位置

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会資料は、「ダウンロード」を「デジタル方式の複製」としています。スクショは画面を写真データとして固定し、再製する「デジタル方式の複製」と言え、したがってここで問題となっている「ダウンロード違法化」と関わってきます。

 

3、改正されたらどう変わんの?

(1)対象著作物の範囲

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会資料は「録音・録画と同様の要件の下、対象範囲を著作物全般に拡大(対象行為を複製全般に拡大)していくことが有力な選択肢となるものと考えられる。」としていることから、対象著作物はあらゆる著作物となるでしょう。

ただ、現行の「有償著作物等」の要件は維持されそうです(「有償」の定義も曖昧ですが…)。

(2)要件

こちらも「録音・録画と同様の要件」とするのが有力とされていますが、文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会では他にも「海賊版サイトやP2PからのDLに限定する」、「権利者の利益を不当に害しない場合を違法化の対象から除外する」、「反復継続して行う場合に限定する」などの案が出されています。これら複数案を参考に、今後文化庁で詳細な要件が決められるとのこと。つまりは「まだ詳細には決まってへん」ってことです。

(3)結局

結局は「あらゆる(有償の)著作物について、違法にアップロードされたものを、『違法にアップロードされたもの』と知ってダウンロード(スクショやコピペも含む)する行為を刑事罰の対象にします。でもまだ『違法にアップロードされたものと知って』の部分はより限定される(=国民の自由の範囲が拡大される)かもしれません」ってことになります。

 

4、最後に

(1)個人的な意見

ぼくはこの対象著作物の範囲拡大には賛成です。やはり著作権者への損害、多くの著作物が生み出されることによる文化の発展は軽視されるべきでないでしょう。

ただ、要件の部分についてはもう少し練るべきではないかと思います。デジタル方式の録音・録画と同様の要件、つまり「違法にアップロードされたものと知ってダウンロードする行為」を漫画や美術の著作物にも適用してしまった場合、SNSやブログの画面をスクショしたり、著作権者に与える経済的打撃が僅かであると思われる目的のためのダウンロード(コラ画像含む)も刑事罰の対象となってしまい、インターネットユーザーの活動を萎縮させてしまいかねません。上述の30条1項の趣旨と比較してみても不均衡ですし。したがって、DLの目的や量(程度)、生じる損害の程度、常習性など、様々な事情を考慮して、権利者に与える影響が看過できないものに限って処罰の対象とすることが望ましいのではないかと思います。

(2)結語

この改正に向けた動きは海賊版サイトなどの台頭により始まったものです。言ってみればユーザーが海賊版サイトを訪問し、甘い汁を吸ったがゆえに自らの首を絞めたようなものです。これを機に一度「知的財産に対するモラル」を見直してみるといいのではないでしょうか。

まあ軽微な利用とかパロディ使用とかは許してやったらどうやって思うんですけど。

 

*参考

文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会報告書(案)

 

以上

人類よ、BLACKNAZARENEを聞け

こんにちは、ブログを継続することが苦手です。どんぺりーです。

こんなハンネの割にドンペリはまだ飲んでません。橋本環奈に先を越されました。

 

そんなことはどうでもいいんですが、最近はちゃめちゃに推してるアイドルグループを紹介させてほしい。

 

1、BLACKNAZARENEとは?

BLACKNAZARENE(ブラックナザレ、通称「ナザレ」)は南向いずみ、村田実果子、清乃希子、冬野あゐく、戸田ころね により構成されるアイドルグループ、プロデューサーは「宗教法人マラヤ」の美月リカ

とりあえず

ビジュアルレベルが高い

見てこれ

やばない?

やばい。初めて生で見たとき囲みチェキ撮ろうかと思ったもん。やってなかったけど。

 

2、楽曲も良すぎる 

とりあえず見て。

https://www.youtube.com/watch?v=qTUO5qcFeTI

楽曲としては↑みたいなロックが中心。WACK系アイドルとか好きな人には特に強くオススメ。

そして歌詞が強い。特にBLACK SUPERNOVA。

壁にぶちあたったときに背中を押されるような、なんでか分からないけど感情を揺さぶられるような、すごくエモい詞曲なんですよね。「エモい」って言葉、ボキャ貧みたいであんまり使いたくないんですけどエモいもんはエモい。

美月さんもこう仰ってます。

アイドルにありがちな「超前向きポジティブポップソング」とか「片思い甘酸っぱ恋愛ソング〜〜〜♡」とは対照的ながらも、訴えかけてくる力がとても強くて勢いがあり、パフォーマンスも非常に良い本当に魅力溢れるグループです。

とりあえず百聞は一見に如かずって言うし、Apple MusicとかLINE MUSIC等でストリーミング配信してるから聞いて。

注目アイドルで打線組むなら間違いなく4番です。成績出なくても高橋由伸前監督が岡本和真を我慢して使い続けたように4番に置き続けます。何の話や。

 

3、メンバー

(1)南向いずみ

「なさき」いずみさん。さすがに読めへん。

歌唱力の鬼でナザレの中でも歌割りが一番多い。多分。

ライブ中のクールさとは対照的に、特典会のときとかはすごく楽しい方です。コミュ障のぼくが言うんだから間違いねえ。

個人的にはこの顔が好き。

 

(2)村田実果子 

まず顔がすごく綺麗。そして声も綺麗。サビを担当してる「いばらの冠」は必聴、パフォーマンスもいいからライブも見て。

読モ(?)とかやってらしたみたいで女性のファンもとても多いです。全然知らなかったなんて言えない。

名前似てるから一瞬自分のことかと思ったよね(何の話やねん)。

 

(3)清乃希子

きこまる水産。歌声がとてもよきまる水産。

「7/7」作詞まる水産。言葉遣い才能ありまる水産。

ユーモアありまる水産。

 

(4)冬野あゐく

見た目めっちゃヤンキーやん。ぼくヤンキーめっちゃ怖いんで最初ヒエ〜って思ってたんですよ、全然ヤンキーじゃなかったです。いい子です。てかコミュ障らしいです(要出典)、仲間やん。

「ふゆのどうぶつえん」 も兼任。歌上手い、ハモリ上手い、表情豊か、とパフォーマンス力に長けているので気になったらとりあえずライブ行こう。

ヤバ。

 

(5)戸田ころね

笑顔がかわいい(語彙力)。歌上手い、振り付けできる、MCもできる。話してて楽しいし気配りもめっちゃしてくれる。すごく良い子で努力家。

ぼくは戸田を前グループのときから知ってて、ナザレを知ったのも戸田からなんですけど、その頃から変わらずファンのことをよく考えてくれてるし、何よりライブ中すごく楽しそうですごく元気をもらえます。なんていうか、幸せになってほしい。うん。

サビのほとんどを彼女が担当してる「叛逆starmine」、ぜひ聞いてください。

 

4、とりあえず

ライブを見てほしい。ぼくも非関東民なので数えるほどしかライブ行けてないけど、それでも言わせてほしい。ライブに行こう。

確かに曲は家でも聞けるし、メンバーもTwitterやってるし、YouTubeにちょっとやけど動画上がってるし、それでええやんって思うかもしれんけど、ナザレの本当の良さはライブにあると思います。マジで。こないだ名古屋でライブ見終わった後「めっちゃ楽しかった」って思うと同時に「これは売れるわ」って思ったくらいやもん。お世辞抜きで。

んで3/26まではご新規さん招待キャンペーン的なのやってて、ナザレのオタクっぽい人に声かければチェキタダになります。今がチャンスやで。

そして3/26には新宿BLAZEでワンマンがあります。ワイ就活真っ只中やけど行くから。第一志望の企業に面接入れられてもナザレ優先するから。ごめんやっぱりそれは迷う。でも8:2くらいで行く。多分。「行くか迷うな〜」とか思ってる方もせっかくやし行こう。行かぬ後悔より行って後悔やで。多分後悔せんけど。

てな訳でとりあえず人類のあなた、別に人類やなくてもこの際ええわ。

BLACKNAZARENEを聞いてください。んでライブいきましょう。

以上!ほな明日労基法ガン無視長時間バイトなので寝ます! 

天才か?って思った話

こんにちは、どんぺりーです。酔ってます。

 

突然ですけど、ゲーム理論ってあるじゃないですか。あの囚人のジレンマとかのやつ。政治学とか経済学やったことある人ならおなじみのやつ。(知らない人はテキトーに検索するか「へー」って流して)

あれを恋愛関係に応用することができるらしくて、囚人のジレンマでいう「協力」と「裏切り」をそれぞれ「相手に従う」「相手に要求する」に置き換えて考えたらいい感じになるかもとかならないかもとか。

で、ナッシュ均衡は(裏切り、裏切り)になるわけですけど、(裏切り、協力)になると(逆も可)、裏切りを選んだ人の利得が大きくなってその分効用も高くなると考えられますよね。とすると、「気になる相手がいる!でもどうアプローチしたらいいのかわからない!」って場合、とりあえず相手が望む通りに行動するんです。それこそパシられたり、財布になったり、サンドバッグになったり。そしたら相手の効用は高くなりますよね。そうすると他の男≦自分といった選好を相手は示すと考えられるので、割と交際関係に持っていける可能性は高まると考えられます。そうなれば後はこっちのもん、(裏切り、裏切り)にチェンジすればお互いの効用のトレードオフが取れていい感じになるんじゃないかって今日思いつきました。まあそうやって作られた関係が長続きするんか知らんし、この理論自体むしろDVをやる人間の心理の研究とかの方がマッチしそうですけど。

まあぼくは陰キャキモオタクなのでそもそも異性と会話すらできないんですけどね。ワロタ。

著作物の引用について

こんにちは、どんぺりちゃんです。

今回は質問をいただきましたので、著作物の引用について書いていこうと思います。

 

1、著作権法上の「引用」の立ち位置

多くの方は漫画を読んでいて、歌の歌詞が引用されているのを見たことがあると思います。例えば週間少年ジャンプで連載されていた「SKET DANCE」では、主人公たちがバンドを組んで曲を披露する場面で、the pillowsのfunny bunnyの歌詞が引用されていました。ジャンプコミックスを見てみると、その場面のコマ外にはJASRACに使用料を払った旨の記載があります。また、ジャンプ冊子においては「JASRAC申請中」などといったことが記されていたりします。このように、自分の著作物に他人の著作物を引用する際には使用料を支払う(許可をもらう)ことが必要になります。ですが、著作権法は一定の場合には著作権の効力を制限するよ!といった旨の内容を規定しており、著作権法32条には引用についての規定がされています。つまり「著作権法32条の内容に沿う方法での引用は著作権の侵害にはならない」ということです。以下、細かく32条を見て行きます。

 

2、著作権法32条の趣旨

とりあえずは条文を読んでみましょう。

 

著作権法32条 第1項

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

(第2項は省略)

 

まあ条文を読んでもらえばそのまんまなんですが、「公表された著作物」を「公正な慣行に合致する」「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内」で「引用」することは著作権の侵害にならない、と著作権法は規定しています。

「公正な慣行」については知財高裁の判決で、他人の著作物の「利用の目的のほか、その方法や態様、利用される著作物の種類や性質、当該著作物の著作権者に及ぼす影響の有無・程度などが総合考慮されなければならない」と述べられています(知財高判平成22年10月13日判時2092号135頁)。また、「引用の目的上正当な範囲内であること」についても同じ判決で「社会通念に照らして合理的な範囲内のもの」と言い換えられています。

法律に慣れていない人からすると何を言ってんだって感じだと思いますが、かなり砕いて言えば「既に世の中に出てる著作物を、その利用とか諸々を考えた上で、かつ報道とか批評とか研究とか、常識的に考えて合理的なものへの引用は著作権の侵害にならないよ!」ってことです。あんまり砕けてないな…

 

3、パロディ・モンタージュ事件判決

引用について、最高裁が過去に重要な判決を下していますので見ておきましょう。パロディ・モンタージュ事件の判決(最判昭和55年3月28日民集34巻3号244頁)において最高裁は、「引用にあたるというためには、」「引用して利用する側の著作物と、引用されて利用される側の著作物とを明瞭に区別して認識することができ、かつ、」「前者が主、後者が従の関係があると認められる場合でなければならない」と判示しました。

この事件は旧法下でのものですが、現行法下でも、この「明瞭区別性」「主従関係」を考慮した判決がされています。

したがって、2で見た32条の要件に加え、この2要件も考慮する必要があるでしょう。

 

4、その他の著作権制限規定

著作権が制限される要件として、「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内」であるものへの引用でなければならないことが規定されていますが、他の著作権制限規定に係る著作権の利用であれば、同様に著作権侵害にはなりません。

例としては、私的利用目的での複製や、教育目的での利用などがあります。これらについての詳細は省略させていただきます。そろそろ眠いんで。

 

5、最後に

まあ皆さんお察しだと思いますが、著作権法って面倒なんですよね。著作権法に関わらず法律全体的にそうなんですけど。ですが前回のJASRACの記事でも少し言及したように、著作者の権利も大事なんです。著作者の権利が守られないと、著作物を生み出す動機が失われて文化が衰退してしまいかねません。なのでそのバランスを考えた結果、こんなことになっています。

ぼく個人の意見としては「文化の発展」が目的なんだからもうちょっと規制を緩くしてもいいんじゃないかと思いますが、多分日本はそういう動きが出てくるとしてもかなり後になると思うんで、あまり期待はしない方がいいかもね。頑張って未来の文化庁官房著作権課のみんな。

 

6、参考文献

茶園成樹編「著作権法〔第2版〕」(2016年、有斐閣

 

JASRACって必要なん?

こにゃにゃちは、どんぺりーです。

 

そういえばぼく法学部だったんで、法学部っぽい記事書きます。まあ「ふーん」程度に思ってもらえればいいです。今回取り上げるのは何かと萌え燃えがちなJASRACさん。最近だと音楽教室に使用料を払え、と主張しネットで叩きに叩かれるも、文化審議会著作権分科会が「使用料取ってもええやろ」とJASRACに肯定的な意見をまとめ議論を呼んでいますね。結構悪い者扱いされがちなJASRACさんですが、ところでこいつ、何者なの?とかそもそもこいつ必要なの?とか多分いろいろ思われる方がいらっしゃると思いますので、かなーりさらっとですがJASRACさんが必要なのか等についてお話したいと思います。

 

1、まずは「著作権」のお話から。

JASRACさんが何をしているのか、一言で言いますと「音楽の著作権の管理」です。なのでとりあえず「著作権」についてある程度分かっておかないとJASRACさんのお仕事も理解しにくいので、著作権の要点だけサラッと触れておきます。

著作権とは言語(本、歌詞、講演…)や音楽、美術等の「著作物」を作った「著作者」に与えられる権利のことを言います。著作権の内容としては「支分権(狭義の著作権)」と「著作者人格権」というものがあり、前者には例えば、著作者以外の人が著作物を無断でコピーしちゃダメ!っていう「複製権」とか、勝手にネットにアップしちゃダメ!っていう「公衆送信権」とかがあります(他にもいろいろあります。例えば翻案権については以前の記事「コスプレと著作権」を参照)。後者については公表権、氏名表示権、同一性保持権(勝手に著作物の内容を改変されない権利)があります。

ではこの「著作権」という制度は何のために作られたのでしょう。その答え、とまでは行きませんが法目的が著作権法第1条に書かれています。少し読んでみましょう。

 

著作権法第1条

この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

 

分かりますか?多分よくわかんないと思います。まあざっくり言えば「著作物を公正に利用しながら文化を発展させていこうよ!」って感じです。意外かもしれませんが、著作物の自由な使用を制限することで文化を発展させようとしているのが著作権法ってわけです。少し逆説的に思われるかもしれませんが、ちょっと考えてみればまあまあ理解できることで、例えば音楽がコピーし放題、ダウンロードし放題で音楽制作者にお金が入らなかったら誰も音楽業界目指しませんよね。食っていけないもん。で、音楽とか、同じように漫画とかがなくなれば文化もクソもなくなります。クールジャパンとかもないです。こうしたブンカ・ジ・エンドを防ぐため、著作権法が存在するのです。

 

2、で、JASRACとは何なのか

少し前提のお話が長くなってしまいましたが、本題に入っていきましょう。JASRACさんって何者なの?って話です。JASRACこと日本音楽著作権協会(Japanese Society for Rights of Authers, Composers and Publishers)は簡単に言えば(っていうかそのままですが)「めちゃめちゃたくさんの音楽の著作権を一括管理している」団体です。

 

3、JASRACの必要性

JASRACさんがなぜ必要なのか(あるいは、なぜ音楽業界から必要とされているのか)、少し掘って行きたいと思います。音楽制作者や歌手(著作権法の世界では「実演家」と言います)は音楽を作り、例えばそれをゆーちゅーぶとかで発表したり、CDを発売したりして世の中に出すわけです(一応CDとか実演家にも「著作隣接権」ってのが発生したりするんですがめんどくさいので省略します。マジで面倒だから。)。一度音楽が世の中に出ると、それはいろいろな方法で「利用」されます。例えばカラオケで歌われたり、テレビ番組のBGMに使われたり、売れてないバンドにカバーされたり。こうした「著作権に絡む利用」を確認し、利用者から利用料を徴収する、という作業を音楽制作者が逐一やっていられるでしょうか。多分そんなことをしていたら次回作が出ることは永遠にないでしょう。そうした手間のかかる著作権の管理を、音楽制作者たちは「自分たちの代わりに」JASRACにお願いしているのです。こうして見ると(少なくとも私が思うには)JASRACは必要不可欠な組織なんです。

 

4、音楽教室から使用料を巻き上げる徴収するのは妥当か

もう一つ、現在議論を呼んでいる内容についても少し考えてみましょう。JASRACは「音楽教室で見本として歌ったり演奏したりするのは支分権にある『演奏権』に当たるから著作権の利用料を払え!」と主張しています。演奏権についての条文を見てみましょう。

 

著作権法第22条

著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。

 

要は「著作物を公衆に対して演奏していいのは著作者だけ!(それ以外の人は利用料払ってね♡)」ってことです。この条文を基に「金払え」と言ってきたJASRACに対し、音楽教室側は「条文にある『公衆』は不特定多数のことで、音楽教室にきている生徒は特定できるから『公衆』に当たらない」と主張し、利用料は払わなくていいんだ!としています(詳しくは

JASRACによる音楽教室における著作物の使用料徴収に対し、東京地裁に「音楽教室における著作物使用にかかわる請求権不存在確認訴訟」を提起しました | 音楽教育を守る会 を参照)。そして私が注目したいのは(上記のリンク先にも示されていますが)先述した法目的です。音楽教室は(それだけが音楽教室の目的ではありませんが、)将来の音楽制作者や実演家を育成する場であり、それは文化の発展には不可欠と言えます。また音楽教室における音楽の利用は娯楽目的ではなく、教育目的であるため「公正な利用」となり、これらを踏まえれば演奏権侵害(=利用料の支払対象)にはならないと考えられます(とはいえこれは私の意見であり、法律のプロの中でも意見が別れてくるところなのでぜひ皆さんもそれぞれに考えてみてください〜)。

 

5、最後に

ネットでは批判の嵐、挙げ句の果てには「カスラック」とまで言われてしまうJASRACさんですが、結構音楽著作権に関しては重要な役割を担っています。なので「カス」とまで言われるのには流石に同情します。とはいえネットでは過去に「JASRACの職員が著作権の切れた音楽にまで金を請求してきやがった」なんて話が話題になりましたし、音楽業界がJASRACに苦言を呈したりと、JASRAC側にも問題があるのは確かでしょうし、ただ「法律」という一面だけでは捉えられない問題に発展しているともいえます。司法がどのような判断を下すのかも注目されますが、ただ「JASRACがクソ」とか言ってみる前に、多角的にいろいろ考えてみても面白いかもしれません。それが法律の面白さなんじゃないかって、ぼくは思います。